CROWD 井上浩一郎のブログ:主に地域振興、メディアづくり、表現や発信の習慣について。

ブログを書くのがあまり得意でない自分が言うのもなんですが、ブログを書くのは思いついた瞬間に一気に書き上げてしまった方が遥かに書きやすい。夜帰ってからビールを飲み、落ち着いてから書こうなんてのはダメ。朝起きて仕事に行く前、もしくは出社して始業前に、なんてのはもっとダメ。ダメというのは続かないという意味で。

感じた瞬間、思った瞬間に、その場で書けるだけ書いてしまい、あとで多少の修正をしてアップするのが良いと思い始めている。きっかけはライフログ、生活記録の習慣から。

 

話はそれるが、会社スタッフの日報をネット掲示板タイプのSNSから、FacebookとそっくりのSNS(chatter.com)に変えたところ、スタッフ全員の動きが手に取るようにわかり臨場感が伝わってくるようになった。そしてそれを苦もなく皆が行えるようになった事に導入した自分が一番驚いた。

退社前にまとめて書くのではなく、一つの仕事に区切りがついたら短くても報告をすぐ書く。一日に5回も10回も書くことになるが報告レベルなので苦にならないようだ。しかもそれにどんどんコメントがつく。反応がある。仕事に区切りもついてメリハリもつく。報告は一日分蓄積されていき、退社前には一日の総括と明日の予定だけを書く。行動が完了した瞬間に書くというだけで実にライブ感溢れる内容になる。しかも楽に出来る。

思いついた瞬間に、感じた瞬間に、その場で書くというのは、最近のクラウドサービスの発達とスマートフォンの使い勝手の向上でずいぶん解決されている。iPadなどのタブレット端末やスマートフォンなどをうまく使えば自分の行動と感情をうまく記録していけると思っている。前回でも紹介した「Day One」などのライフログアプリのおかげで記録がずいぶん楽になった。

 

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DayOneのMac版カレンダー表示

だまってウンウンと頷いて話を聞いてくれる人の前では、自分もおしゃべりになるかもしれない。ただ関心の薄い様子が見えると話せなくなるので、割とナイーブな話し手だ(?)。そんな自分が思いをどんどん吐き出していき、結果的には思考が見事に整理されていくのがライフログです。

要は細切れのデジタル日記ですが、アナログの日記は「書く」という行為に没頭するあまり、考えがなんだったのかわからなくなることがよくあった。また書くというのは結構な労力でもある。

それに比べるとキータイプは意識せず書けて、しゃべる感覚に近い。またPC、タブレット、スマホで同期がとれるツールであれば、保存先がばらける事もなく、手持ちの機器でどんどん書き込んでいける。ネットリテラシーが発達した人(もしくは開けっぴろげな人?)であればソーシャルメディア上で自分をエクスポート出来るのだろうけど、自分はできない。一人で「ぶつぶつ言って」いる方が自分に正直になれる。

そうやって思う事をどんどん吐き出していく事がどれだけ精神衛生に良いか。人に見せるかどうかは別として、まずは思いを文字にしてみる事が重要であると感じています。

特にその事を強く意識したのは Day One というアプリを使い始めた事がきっかけ。以前 MacJournalEvernote で同じ事をしようとしましたが、使い勝手の違いでライフログとしては続かず。今は Day One でそれがこなせている。こういうシンプルな目的には動作の軽い単機能アプリに限る。

本当はわかっているのに、同じところでぐるぐる回っていたり行動に起こせなかったりしていたのが、文字にすると、ナーンだという具合に自分の思考と行動の関係がシンプルになってくる。

FacebookやTwitterにそろそろデビューしなきゃと考えつつ出て行けない人には、まずこのライフログをお勧めしたい。とにかく定期的に、思っている事、行動を記録する癖を付ける。可能なら、写真を撮る癖もあれば完璧です。そのうち表に出したくなってくるのではないでしょうか。ちなみに一番使っているのはMac版でもiPad版でもなくiPhone版です。

 

 

iPad版のDayOne

 

 

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MUJIカレンダーだけでなくノートも出ていたので試してみました。MUJIノートブック

オキナ プロジェクトペーパーA4と、コクヨ測量野帳という、二つの方眼ノートを愛用していますが、MUJIノートは無地、横罫線、4コマのほかに方眼が選べるようになってます。私は方眼ノートが好きなのです。

以前「7ノート」という漢字も含めた脅威の日本語手書き認識力を誇るノートアプリを購入したのですが、何となくインターフェースに馴染めず使いこなせていません。

このMUJIノートも、ひらがなとアルファベットの手書き認識機能を持っていて、無印良品のシンブルな製品コンセプトからすると、かなりの高機能の印象。結構本気でアプリに進出してる感ありです。

値段もそこそこしますが(450円)、そういえば、最近昔あんなに買っていた雑誌にめっきりお金を使わなくなった代わりに、アプリやら音楽データやら、クラウドサービスにお金を使ってる。ほとんどApple製品経由でしか使えないというジョブスの描いた未来にはみごとにはまってる(笑)。

ところでこのMUJIノート、ノートアプリで「できたらいいな」がだいたい網羅されていて、写真を取り込んだ後に手がきで書き込み、キーボードからタイプもでき、また、マジック風やら蛍光ペン風やらのタッチも変えられ、最後にエバーノートやらSNSやらメールなどにあっさり書き出せる。なかなかできるやつでもあります。第一印象はなかなか良いです。

ちなみに今回は初めてiPhoneでブログを書いてみました。しかもフリック日本語入力で。やればできるもんです(笑)。

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iPad2を買い直して10日ほど。そろそろそのポジションが定まりつつあります。モデルチェンジ直後のフィーバー感もなく静かな導入となりました。しかも一度、iPad(1)を購入しておきながら、あっさりリビング用端末(というより子供のYouTubeマシン)になってしまっている今、果たして収まりどころがあるのかが気にはなっていました。

iPad(1)との最大の違いはやっぱり重さ。以前の記事(「iPadとMacBook Airはキャラが違う」)ではMacBook AirとiPadは同じカバンに入れないとか言ってますが、その両者(MBAとiPad2)をいっしょにカバンに入れています。iPad(1)は入れたくなかったのですが、iPad2は入れても違和感なし。

現在メインマシンはMacBook Air。iPadはノート・資料ファイルの範疇に入れました。MacBook Airよりもアドバンテージがあるのがスケジュール帳、RSSリーダー、そして資料ファイルです。資料ファイルとしては定番のevernote(プレミアム)、そして最近MobileMe終了のアナウンスを聞いて急遽、鞍替えをしたDropbox有料版(50GB)。RSSリーダーはFeeddlerRSS

 

そんな中、珍しくAppStoreを検索してまで探したスケジュールApp。iPad純正のカレンダーがやはりちょっと物足りなくて、Googleカレンダーに同期するセンスのいいやつを求め、今のところ使用しているのはMUJIカレンダー。無印良品らしい飾り気のなさと文字は小さいのにすっきりした見やすさ、複数のGoogleカレンダーとしっかり同期する十分な機能。欠点は動作がややもっさりしている事です。ただなぜか画面の広いiMacのカレンダーよりも、もちろん画面の狭いiPhoneのカレンダーよりも、遥かにスケジュールをたてる行為にモチベーションが高まる。現在のiPadではこのMUJIカレンダーが中心的なアプリになっています。

 

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ここ最近の最大のヒットと言えるかもしれない「Byword」(850円)。それは純粋にライティング作業に集中するために機能を絞ったテキストエディタ。単に絞っただけでなく、集中するための環境(?)づくりに気を使い、目の前の原稿作成にただただ没頭できる事を第一としている潔さが仕事の道具として素晴らしい。またその環境づくりが的外れになってないことが大切で、機能満載で重かったり、BGMを流したり(笑)、コピー&ペーストでうっかり書式まで引っ張ってきたりと、意外に余計なお世話がテキストエディタ、ワープロアプリ、ノートアプリに浸透していました。でも「Byword」はたいへんにバランスがいい。実際に使った人、それと実際に文章を頻繁に書く人でないと実感してもらえないかもしれませんが、良かったと思う点は以下。

(1)全画面表示をわかってる
余白をたっぷり取った全画面表示。行幅も3段階選べて自分は中。背景は白と黒が選べて自分は断然黒。MacOS Lionで特に画面の小さいMacBook Airを使うと、全画面表示がデフォルトになってきますが、iPadから受け継がれた「それしか見えない」割り切りの思想を良く理解していると思います。ほかのウインドウを隠し、余計な情報で混乱させない気遣いが全画面表示にはあるのですが、少なからず感動したのは、全画面表示での編集中に、改めて新規書類を作ると、それも別画面の全画面表示で出てきたこと。全画面表示がどんどん増える。切り替えはMission Control。地味な仕様ですが私は大変に喜びました。使わない人にはワケわかんないですね(笑)。

(2)今入力中の一文に集中させてくれるフォーカス機能
Bywordのもう一つの買いは、入力中のその一文に集中できるよう、いくつかの表示モードを準備していること。例えば入力中のパラグラフ、もしくは一行以外の文字のトーンを落として表示するモード。背景を黒設定にすると入力中の文字が白、それ以外はグレイで表示され、フォーカスの位置を明確にしてくれます。ただし、自分はパラグラフフォーカスも、ラインフォーカスも実はしっくり来ませんでした。そこだけは意図が見えすぎたからです。実はもう一つ機能があり、それがタイプライターモード。これは入力中の行が常に画面の中心の高さに位置していて、打ち終わった行がどんどん上にあがっていくものでまさしくタイプライター感覚ですが、これが一番しっくり来ました。慣れるとこれなしではストレスがたまります。

(3)テキストエディタの基本機能
細かいところでは、文字間、行間が適切で、文章の表示自体がとてもきれいな事。これは地味でありながら、気持ちよく入力するのに大きなポイントです。あと字数カウントが画面の最下段にさりげなく表示される事。字数カウントはそもそも実装されてなかったり、別ウインドウをいちいち開かないといけなかったりと意外にいいのが少ない。この表示もすぐ見つかるのに出しゃばりません。また立ち上がりや動作がきびきびしている事など、基本的なところで足を引っ張らないのもいいです。表示フォントはデフォルトの「Cochin」というフォントにしていますが、あてがわれた日本語フォントが明朝系で、この雰囲気も白抜き文字と相まって、目に心地いい。

Bywordは単なる原稿作成アプリとしてだけではなく、アイデア出しや、情報を整理するなど、ほとんどの思考アウトプットの道具となりつつあります。一番の理由は、集中レベルが段違いだから。ここで思考を吐き出し、整理し、そして他のアプリに移すという新しい仕事の流れが確立されそうです。何よりたかがテキストエディタにここまではしゃぐ自分に驚きます(笑)。

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